コラーゲンの基礎知識。今回は「コラーゲン体験談／６２歳男性（１）」です。

コラーゲン体験談／６２歳男性（１）

うちは、肉屋と八百屋をやっていますので、じゃがいもの箱だの、大根の箱だのと、重いものを持つことが多いんです。

おかげで私も家内も腰が弱い。私は１０年ぐらい前から１年に２〜３回もギックリ腰をやっていました。重いものを持ったときだけでなく、すわってテレビを見ていて、ちょっと立ち上がろうとするとギクっとなってしまうんです。

一度なると４〜５日は痛い。店では立っいることが多くて、重いものを持たなくてはいけないので、仕事にならないんですよ。

私は、昔から健康についての本を読んで研究するのが好きだったので、いろいろ考えました。

なぜギックリ腰になるのか。骨が弱くなっているのか。そこでまず、骨を強くするために、カルシウム剤をいろいろ飲んでみました。でも、それでもギックリ腰になる。これは骨だけの問題ではないなと思いました。

豚を解体すると、関節のところにはゼラチンのかたまりのようなものがあります。

また、熊の掌、つばめの巣、ふかひれ、鹿の角など、昔からいいといわれるものを考えてみると、みんなゼラチン質（つまりコラーゲン）なんですね。

そこで、これはカルシウムで骨を強くするだけではだめで、骨と骨のつなぎ目の軟骨、ゼラチン質も強くしなくてはいけないのではと思いました。

では、ゼラチン質を補給してやろう。

いろいろ試してみて、よかったのが手羽先でした。ゼラチン質も多いし、味もよい。工夫をしながら、手羽先を使った自家製の飲むコラーゲンが完成しました。

（続く）

（薬学博士）

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