コラーゲンの基礎知識。今回は「コラーゲン体験談／５５歳女性（１）」です。

コラーゲン体験談／５５歳女性（１）

３年ほど前に、うっかり転んで尾てい骨をひどく打ってしまったことがありました。

それ以来、座骨神経痛に悩まされつづけていたんです。

鍼や灸の治療はもちろんのこと、整形外科にも毎日のように通っていたのですが、いっこうによくならなかったのです。

そのうち痛み止めの薬も効かなくなってしまい、最後には落ちているものを拾ったり、立ったりすわったりすることさえも激痛を伴う体になってしまいました。

つらい毎日に悩んでいたある日、美容院で見かけた雑誌に、飲むコラーゲンの記事がのっていたんです。

そこには「骨の弱い人にも効果がある」と書いてありました。

それで、座骨神経痛にも効くかも、と思い軽い気持ちで飲み始めたんです。

２週間ほどたったころ、なにげなく、床に落ちていたエプロンを拾おうとして、立ったまま前かがみになってみたら、サッとエプロンが拾えたんです。

自分のことなのにびっくりしてしまって、しばらく感動してました。だって、それまで痛くて痛くて、下に落ちているものを拾うときは、自分でできないから、主人や子どもを大騒ぎして呼んで拾ってもらったりしていましたから。

よく考えてみると、気休めに服用していた痛み止めの薬も、体が楽なので、いつの間にか飲まなくなっていましたね。

それから、膝に水がたまってしまって、１ヶ月に１回は病院で水抜きの注射をしていたのですが、コラーゲンを飲み始めてから病院に行くと、先生から「水がたまらなくなりましたね、なぜか」っていわれたんです。

先生は不思議そうな顔をしましたが、私は「別に何も」といって笑っていました。もちろん、心の中では「コラーゲンのおかげ」って確信してましたけど。

（続く）

（薬学博士）

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